第44回 神戸ファッションコンテスト2017

ノッティンガムから留学レポート【2015年受賞 山本さん】

KFC2015で受賞し、イギリスのノッティンガム校へ留学している山本さんから留学生レポートが届きました。

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ノッティンガムトレント大学に留学中の山本です。こちらに来て早二ヶ月経とうとしています。最初に、この生活を単純に表すと”すごく楽しい”です。当たり前かもしれませんが、日本とは全く違う人、物、環境の中にいるので、毎日外に出てこの刺激を目一杯楽しんでいます。

到着してすぐにパリの旅行があったり、生活するにあたり身の回りを整えたりで最初は非常にドタバタしていましたが、今はかなり落ち着きました。パリの旅行はパリのファッションウィークに合わせて行った旅行です。インビテーションはなく自分たちで会場に突撃する感じなので、今回ファッションショーは残念ながら見ることができませんでしたが、パリの生地屋、ヴィンテージショップ、話題のセレクトショップや街の人々が素晴らしかったので、それだけでもかなり自分の中の引き出しを増やすことができたと思います。

大学は、授業や講義はほとんどありません。自分でスケジュールを立てて期日までに進めていく必要があります。トワルを組んだりパターンをひくのに先生のアドバイスがほしいときは、事前に予約すれば教えてもらうことができます。だいたい週に一度か二度くらい卒業コレクションとコンテスト(最悪二つは出すことが必須)のミニプレゼンテーションを先生に行い、フィードバックをもらう時間があります。そのレクチャーは5-6人のグループで行うものなので、一人一人先生にしっかり指導していただけます。グループの生徒からの意見も聞けるのでとても勉強になります。自分もそこではちゃんと発言しなければいけないので、予め言うことを英語でまとめておく必要があります。また、皆コンセプトやイメージ集めに多くの時間を割いて掘り下げており、その考え方や発想を共有できる時間でもあります。クラスには留学生もたくさんいて、様々な国から来た学生と話をするのは本当に面白く、日本から来た私だからこそ表現できるものは何かということを考えさせられます。
今は卒業コレクションとコンテストに向けてのイメージとトワルを作成中です。ミシンやアイロン、作業台があるスタジオには自由に出入りできますが、1年生も2年生も同じスタジオを使うので、机が占領されて全然作業ができない日も多々あります。図書館は24時間出入りでき、本もとても充実しており、パソコンにはフォトショもイラレも入っているので、作業できない日は図書館にいることが多いです。
ここにくるまでこんなに授業がないと思っていなかったので、スケジュールを組むのが苦手な私はまだこの漠然とした自由な時間に少し戸惑っています。期日さえ守れば、いくらでも手を抜けるし、追い込もうと思えばいくらでも追い込める、限られた時間をどう過ごすか、日々自分との戦いです。語学の壁もまだまだ払拭しきれていません。この二ヶ月、言葉も含めて慣れないことの連続で何度も間違えたり、失敗したり、恥ずかしい思いをしました。しかし、失敗してもいい!と開き直って前に進むことが大切なのかなと最近実感しています。自分への課題が山のようにありますが、焦らず、気負わず、努力を惜しまず、頑張ろうと思います。
年明けからはコンテストやコレクションに向けての怒涛の日々が待ち受けていると思うので、学校の開いていない冬休み一カ月間はヨーロッパ旅行しつつ、日本に帰りつつ、刺激をうけながら、じっくりコレクションの方向性をかためていきたいと思っています。

明日はロンドンの生地屋に行ってきます。ノッティンガムには生地がほとんどないので。

写真はロンドンの写真と今日の立体のワークショップの様子です。このワークショップは年に1回日本から佐藤慎権(さとうしんご)さんというパターンのスペシャリストを招いてレクチャーを受けるというのものです。佐藤さんは日本でも教えつつ、ヨーロッパの有名な学校でも特別講師としてパターンを教えていらっしゃいます。今日の授業もとても簡単で分かりやすく楽しかったですし、ここで日本の方に会えたことが非常に嬉しかったです。

最後になりましたが、こんな貴重な体験をさせていただけていることに心から感謝しています。本当にありがとうございます。

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山本さんレポートありがとうございます。留学をスタートし、新しい環境に刺激を受け、楽しみながら前向きに頑張っていらっしゃる様子が伝わってきました。これから特に寒さも厳しくなると思いますので、体調に気をつけて頑張ってください。

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