第44回 神戸ファッションコンテスト2017

パリからの留学レポート【2013年度受賞 大久保さん】

KFC2013で受賞し、昨年6月からフランスのサンディカ校(クチュール組合学校)へ留学している大久保美彩さんから留学生レポートをいただきました!
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パリに来て7ヶ月が経ちました。
こちらにいつまでいられるかわからないので、1日1日を無駄にしないようにと思い生活する毎日です。

学校が10月半ばに始まり、課題に追われる学生生活が始まりました。
サンディカは4年制で、私たちはだいたい3年生の学年に編入します。
3年生はこの学校では今後の働き方を考える大事な年にあたるようで、スティル(デザイン)やモデリズム、縫製の授業の他にも、テキスタイル(プリント生地のデザイン)、アクセサリー(靴)、CAD、進路の授業、英語、生産管理やディストリビューションなどの講義の授業があります。
1年で4つのプロジェクトをやりますが、その他にもかなり課題が多いので、まじめにやると遊んでいられません。
4年生に上がれるのは、3年の中から半分だそうです。

1月の終わりに2つ目の課題提出がありましたが、3年生に日本人は3人いて3人ともよい成績でした。日本人はみんな、頑張りやさんなのかな。(課題提出の結果は、翌週に教室の壁に点数が全員の分一覧で張り出されます。)
他の写真がないので、私のドシエ(ポートフォリオ)の1部。

先日は、学校でオープンキャンパスが行なわれました。先生たちが熱心にお話しする中、私たちも優秀な生徒の作品が見られる機会として見に行きます。1~4年生のクラスと、CSMという1年コースの経験者クラスがあります。CSMは経験者とだけあって、バラツキはあるものの力のある人も多いです。写真はCSMのブースです。でもほんと、うちの学校の人たちはまじめです。

今年始めからテロなど様々な事件が起こり、モード以外の事でも考える事が多い年初めでした。
フランス人の国民性やフランスで起きている問題など、外国人だからこそ客観的に見れる部分がありました。テロの後、大きなデモ行進があり家から少し歩いたところでやっていたので見に行きました。ほとんど白人でした。

フランスでは、年の初めには、陶器の人形の入ったガレットデロワを食べます。予想以上においしくて、たくさん頂きました。パン屋さんによってそれぞれ色があるので、食べ比べるのも楽しいです。

学校はあと数ヶ月ですが、より中身の濃い内容になるとおもうので、大変ですが楽しみながら頑張りたいと思います。

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課題に追われながらも、着実にスキルアップをされているご様子が伝わってきました。
海外では、真面目で手先が器用な日本人が重宝されると聞いたことがあります。
それは、今まで真面目に物事に取り組んでくださった日本人の先輩方の努力のおかげで得られた好評価だと思います。
後輩たちに良い道筋を残してくださった大久保さんに感謝します。

今年は年明けからパリで衝撃的な事件が起こり、海外は怖い場所であるというイメージが付いてしまって、留学を躊躇される方が増えてしまったのではないかと心配しています。
それでも、海外でしか感じられないこと、経験できないことがたくさんあり、それは人生をより豊かなものにしてくれると信じて、2014年度特選受賞者の皆様を送り出したいと思っています。

パリからの留学レポート【2013年度受賞 大久保さん】

KFC2013で受賞し、今年の6月からフランスのサンディカ校(クチュール組合学校)へ留学している大久保美彩さんから留学生レポートをいただきました!サンディカからの夏休みの宿題や語学学校の雰囲気など、詳しく教えていただきました。

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サンディカ留学の大久保です。パリに来て1ヶ月半くらい経ちました。日本人のご夫婦が大家さんのお家で、3人のコロカテール(皆日本人で学生)と共に生活しています。

こちらに来て思った事を書きます。

留学して良かった事、

日本にいると、ヨーロッパやアメリカで起こる出来事はどうしても肌で感じられないので、どんなことがあっても自分の世界の外の話のようにしか感じられませんでした。ですがパリに来て、世界の中心(ヨーロッパやアメリカ)を近くに感じることができ、世界の中で生きていくためには?ということを実感として考えられるようになりました。自分が日本で心地よく生きていくことを想像した場合のデザイナーとしてのあり方と、こちらで想像した理想のデザイナーとしてのあり方はかなり違います。何を選択するにせよ、自分で納得して生きていくために他の国に住むことはとても大事だと思いました。

パリ、サンディカで良かった事、

正直今時パリに留学ってどうなんだろうとも思っていましたが、自分には合っていたように思います。フランスは個人主義で、結構マイペースに、自分のこだわりを持って生活している人が多い。でも、世界的にいろんなものや人が集まってくるところなので、世界との接点もある。歴史も大事にしているので、日本人が学ぶところは多いです。学校から先日送られてきた夏休みの宿題は、女性の体が解放された1910-30年代の歴史とデザイナーを調べてオリジナルに落とし込むような内容などでした。ちなみに去年はこの宿題はなかったそうです。

まだ学校には行っていないので理解は浅いですが、設備などはあまり整っていないようです。そして、クチュール的な授業はほとんどないそうです。ですが名前が知られている学校なので、スタージュの受け入れの可能性は高いそうです。

言葉について。

パリにある語学学校の中で良いとされる学校が3つあり、その中のひとつが、私の通うアリアンスフランセーズパリです。授業料も少し高めなので、わりと豊かそうな人たちが多いです。理解能力も結構高い人たちが多いです。クラスは15人くらいで、中国、ブラジル、エジプト、タイ、シリア、アメリカなど様々な国からほとんどが語学留学で来ています。そして、英語圏でないほとんどの人たちが英語を共通語として話せます。日本では英語を話せる事は特技になりますが、日本の外に出ると英語は必須です。日本でずっと生きていくと決めている人は日本語だけでいいかもしれませんが、自分がもし生まれた土地以外で生活したいと思ったときに生活拠点を自分で選べる。それが言葉の力だと思いました。フランスに住みたい方はフランス語ですが、フランス語は結構難しいです。英語はそれに比べるとかなり簡単なので習得されることをお薦めします。

フランスに来たい方は、日本で日仏かアテネに通われる事をお薦めします。多分、まっさらな状態でこちらに来るとかなり理解に努力が必要です。日本にいる間に、日本語でフランス語の文法と単語を少しでも多くやっておいた方が良いです。

日本との違い

日本の中流階級社会に比べて、フランスは移民も多いし貧しい人は貧しい。貴族は未だに貴族という肩書きを持っています。路上で生活する家族や物乞いの人たちもいます。車が路上で壊れて後から押している人たち、自分のつまみ食いを優先させるカフェ店員の愛嬌あるムッシュー、完璧でない様々なできごと。なにしろ皆生きてるんだなぁと実感することが多いです。むしろ日本の方が特殊で、きれいで歪みのない建築や、リカちゃん人形みたいな女の子達、プラスチックやモルタルで覆われた日本の情景は生きてる事も忘れてしまいがちです。こっちは建物も学校のプリントも歪んでるし、街はエイジングされているし(臭いし)、歳をとった女性のおしゃれがカラフルで美しい。そしてさすがガストロノミーの国フランス、食べ物がおいしい(高いけど)。綺麗に言うと、感情と感覚を大切に毎日を楽しんで生きています。そんな中、日本人は翻弄されたり、より大事な事に気付いたりするんだと思います。

まだ1ヶ月半くらいしかいないので、こんなところです。

この留学プログラムは結果的にかなりの出費を伴いますが、自分一人で行動を起こすよりはいろいろといい条件で留学できます。名前を呼ばれる瞬間まで将来が未確定で精神的に大変だと思いますが、ひとつの良いきっかけとして取り組まれると良いと思います。

自分たちの良いと信じる洋服とヴィジョンを作って、新たなタレントとして発掘されてください。

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入選者の皆様に向けて、とても有意義な情報とアツいメッセージをありがとうございます。現地のリアルな現状をレポートいただき、より留学生活を具体的に想像できたのではないでしょうか。
大久保さんが書いてくださっていましたが、どこの国へ留学する場合でも、語学ができるに越したことはありません。特に英語は母国語以外で話せる人口が多いので、いざというときの切り札として持っておくと、色々な場面で自分を助けてくれると思います。コミュニケーションができなければ、必然的にコミュニティーから離れていってしまいます。留学生活をより豊かで実りあるものにするためにも、語学の勉強はできる限りやっておくことをオススメします。最終審査会に向け制作に取り組んでおられる入選者の皆様は、毎日とてもお忙しくされているとは存じますが、一日10分、語学勉強に時間を取るだけでも、半年後にはかなり実力がついたことを実感できると思います。

パリからの留学レポート【2012年度受賞 鳥飼さん】

KFC2012受賞者で、パリ・クチュール組合学校に留学中の鳥飼拳吾さんからレポートをいただきました!日本では蒸し暑い日が続く中、パリの優雅なプールの話題を届けていただき羨ましい限りです!!修了コレクションのお写真もいただきました。

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パリの生活 ~プール編~

レポート二回目となります鳥飼です。
今回は修了コレクションのことについて書くのがセオリーかもしれませんが、パリのプールのことについて書きたいと思います。

私がパリでのプールデビューを果たしたのは、つい先日のことです。
とても暑い日だったので、すごく気持ちよかったのを覚えています。

パリ市内は20区、区間分けされていますが、各区に一つずつプールがあります。
入場料は一回3€と、リーズナブルな値段となっています。
場所によっては温水ジャグジーや日光浴の為の庭などがついており、プチバカンス気分を味わえるのもパリのプールの魅力かと思います。

ちなみに、私が行ったプールは、水深が深いところで2~3m(うろ覚え)ぐらいの長さ50mプール。
日光浴の為の庭が付き、子供たちの為の小さなプール、温水ジャグジー付。
海水パンツでの水浴は認められておらず、水泳用の水着に水泳帽子着用と、そこはパリにしては意外と厳しいルールがありました。
広々とし清潔でとても気持ちよかったので、これからの夏のバカンスでは何回もお世話になりたいと思わせる最高の場所でした!(可愛い女の子もいっぱいいたし!)
みんな軽く泳いだ後は日光浴していて、肌を焼きたがらない日本人とは違うなと思いました。(豊満なボディをお持ちの女性も、恥ずかしげなくビキニ姿を見せつけてくださるのでとってもイイナーと思いました。)

プールの写真でもあればと思いますが、いい年した男子がカメラもってのプールなんてあまりにも犯罪臭いので

パリに来られて「あちーなー」 「やってらんねーなー」 と、言う方は、是非プールに行って水遊び・水泳を楽しんでみてはいかがでしょうか。

このまま写真なしに終わるのも味気がないので、パリの写真と自分の修了コレクションの写真を載せて、終わりにしたいと思います。
それでは。
Au revoir : )

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パリで優雅にバカンスを過ごされている鳥飼さん。日本とは違う環境で良い刺激を受けられていることと思います。ぜひエンジョイしてください!修了コレクションのお写真、もっと色々見てみたいと思わせる独特の雰囲気の作品ですね。

今年度のコンテストの締め切りまであと3週間です。応募書類の準備は進んでいますか?必ず7月18日(金)の締め切りに間に合うようにご郵送ください。首を長くしてお待ちしております!

パリからの留学レポート【2012年度受賞 河村さん】

KFC2012受賞者で、エスモードパリに留学中の河村愛美さんから頂いた留学レポートです!

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Bonjour!
最初のレポートから随分と時間が空いて、パリに来てそろそろ1年になります。
フランス語は一向に上達しませんが、なんとか生活しています。。

まずは近況報告から。。
①フランス人にとっては常識なのでしょうか?
フランスの電気ブレーカーには電池が必要で、その電池が切れた為電気が全く使えない1日を体験しました。。
日本での一人暮らし歴は7年ほどですが、日本の一人暮らしで遭遇した事件とは比べものにならない位、たくさんの事件にこの1年間で遭遇して、その都度驚いています。。

電気ブレーカーの電池の写真
たくさん種類があります。

 

②フランスのコンクールに参加する事ができまして、明日から最終審査会に挑みます。
良い結果を残せるといいのですが。。

le concours de Dinard(私の参加するコンクールの名前です。)最終審査会の会場最寄り駅の写真
いい天気です。

 

最後に、学校のレポートを少し。。
私の在籍するマスタークラスは、講義を受けることがほとんど無く、それぞれのコレクションに全ての時間を費やす事が出来るクラスなので、自由な環境でのびのびと留学生活を満喫しております。
コンクールの準備の為、ほとんど学校には行っていないのですが、卒業審査会が近づいているので、今はそれぞれ作業に追われている様です。。

特に意味は無いのですが、先生の書く文字が可愛いので、学校のボードの写真

 

あまり中身の無いレポートですみません。
では、また!
A bientôt!

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河村さんのお姿も写真にバッチリおさめられた

ディナール国際ファッションコンテストの記事はこちら

今回は残念ながらグランプリには至らなかったようですが、

10人の受賞者に入ることがそもそもすごいです。

これからの更なるご活躍を楽しみにしております!

 

パリからの留学レポート

2014年初の記事は、留学レポートです!!今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 
KFC2012受賞者で、パリクチュール組合校に留学中の鳥飼拳吾さんからホームステイについての記事とパリでのゲリラショーの写真をupします!
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初めてのレポートということで、ホームステイのことについて軽く書きたいと思います。
 
自分は去年の3月~9月の約6ヶ月の間フランス人の家族の家にホームステイしていました。
 
ホームステイの良かった点は、
・ゴミ出しのルール等の、パリでの生活の仕方を教えてくれたこと
・光熱費やインターネット等のいざこざがまったくなかったこと
(いきなり水道会社や電気会社と契約するのは語学の関係でとーっても難しいです。)
・生活面でストレスが無かったから安心して語学勉強に取り組めたこと
 等が挙げられます。
 
日本と全く環境の違う外国ですので、ゆっくりとその生活に慣れれたことは
とても良かったことなんだなと、振り返ってみると感じることです。
海外に留学する学生で最初にぶつかる大きな問題は、家さがしなのかなと思います。
パリではある程度の広さで、お手頃の値段を探すのはとても大変です。
 
ホームステイの悪かった点は、
・食事やシャワーを浴びる時間等、共同生活が故の問題。
・(自分の性格もあると思うのですが)ホストファミリーに気を使いすぎちゃう。
 
等です。
共同生活で自分の時間、空間というのにどっぷりと浸ることは難しいなと自分は感じました。
結果として、今は一人暮らしをしている(人生で初!)のですが、悠悠自適の快適ライフとなっています。
 
神戸ファッションコンテスト受賞者の皆さんは
VISA申請の為にホームステイかアパートを探すかとても悩まれるかと思いますが、
自分にあった生活のスタイルを選択して頂ければと思います。
 
第一回目のレポートはこれぐらいで…
最近は鬼のような忙しい毎日と戦ってる、サンディカ校に通う鳥飼からお伝えしました~
 
鳥飼拳吾
 
P.S. 写真は何ヶ月も前になりますが、コムデギャルソンのショーと、ヴィヴィアンウェストウッドのショー会場前でのゲリラショーの様子です。

これぞまさしくパリって感じです。非常に印象に残っています。

 
 
 
 
 

帰国後インタビュー<パリ留学生 米田さん>

パリでの留学を終えて一時帰国中の米田さんをつかまえて、インタビューをさせていただきました!

interviewed on 2013.7.10

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米田文子さん

受賞年:  第2011年 第38回神戸ファッションコンテスト

留学先:〈国名〉 フランス

〈学校/コース名〉パリ・クチュール組合学校/スティリズム・モディリズム

〈本科の留学期間〉2012年10月~2013年6月

〈語学学校名〉アリアンスフランセーズ

〈語学学校の期間〉2012年7月~2012年9月

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- 心に残っているパリの景色は?

モンマルトルにあるサクレクール寺院から見た朝日です。朝もやに包まれたパリの街が次第に明るくなっていくのを、友人と一緒に見て感動しました。

 

- 美味しかった食べ物は?

たまの贅沢で食べた和食です。笑

食事は自炊で、お昼もサンドウィッチを作り節約していました。お金持ちのクラスメートたちは、隣でお寿司を食べていました。

 

― 出会った大切な人は?

審査員でも来られていたパリ・クチュール校の先生です。皆のお母さんのような存在です。

 

― 苦労したこと、ハプニングなどは?

なぜかどこの銀行のATMでもカードが使えず、お金を引き出すのに丸1日かかりました。

印刷出来るコピー機を探して町中さまよったこともありました。

入学前、VISA申請のためのCAS(入学許可証)を取得するのに3ケ月も待ちました。

日本から荷物を送ってもらう度に、無事に届きますようにと祈るようになりました。

予約していた電車が存在していなかったことがありました。駅員さんがごめんねと言ってお食事券をくれました。

真冬に部屋の給湯設備が故障し、シャワーが水しか出なくなったことがありました。仕方がないのでお湯を沸かして盥で行水しました。

 

― 楽しかったことは?

先生も友達もとても優しく、学校が好きだったので、毎日が楽しかったです。

学校が終わってからクラスメート達とピクニックや飲み会をしたのも良い思い出です。

 

― 印象に残っている言葉は?

テキスタイルの先生にデッサンを見せたところ「これだけ?」「デザイナーは描いて描いて描きまくるもの。その中から良い物が出てくる」と言われ、その通りにしたところ最後に認めて褒めてくれました。まさに飴と鞭です。

 

― 今後の留学生へのアドバイスは?

図太い方が良いです!

プレゼンで先生に否定的なことを言われたときにフランス語がわからないふりをして乗り切りました。笑

語学については恥ずかしがらないことです。授業中にあてられたら、文法が完璧でなくても、単語を並べるだけでも良いので言いたい事は言うようにしていました。数ヶ月の語学研修だけでフランス語が分かるようになることは先ず無いので、分からないときは素直に「分からない」と言うことが大切です。課題などで不確かなところはクラスメートに聞くよりも直接先生に聞いた方が良いです。ただ、マーケティングなど講義の授業で、本当に分からなくて、何が分からないのかも分からないときは、落ち込まずに寝落ちしました。ごめんなさい。

 

― 学校に関して、日本との違いは?

日本は、まず平面でパターンを引いてから制作するのが主流ですが、フランスの主流は立体裁断で、ボディーに布をあてて、布からパターンをとります。サンディカ3年次では立体裁断の授業はありましたが、平面裁断の授業はほとんど無かったように記憶しています。

アクセサリーやテキスタイルの授業もあり、アクセサリーではくつ、かばん、ベルトのデザインを行います。テキスタイルでは、プリント柄のデザインをします。

コンテストの留学生は3年次に編入ということもあるので、日本の学校でしっかり勉強していく方が良いと思います。日本人は何をやらせても手先が器用で、そのことは学校の先生も認めています。

 

フランス人とは!?

フランス人はストレートに感情を出すので、昨日と今日で言っていることが違うこともあります。それに一喜一憂せず取捨選択して、アドバイスとして良いものだけをもらうのが良いと思います。個人主義で冷たいイメージもありますが、みなさんとても優しくてあたたかかったです。ものおじせず、積極的に関わることが大切だと思います。

 

神戸ファッションコンテスト&留学とはずばり!!

「大きなチャンス」

新しい出会いがあり、視野も広がります。留学すること自体が良い経験です。

様々な国籍の生徒と一緒に勉強するので、自分の強みや弱みを客観的に見ることもできました。

これから留学される方は、大変なことも多いでしょうが、負けずに楽しんで欲しいです。

 

今後の展望

今は一時帰国中ですが、9月からパリに戻り、スタージュを開始します。

長いスパンでの展望は、ファッションデザイナーという枠にとらわれず、「表現できる人」になりたいです。

 

余談 コンテスト応募の際のエピソード

実は、コンテスト応募の時、締め切りの前日に思い立ってデザイン画を描いて提出しました。まさか一次審査に通るとは思っていなかったので驚きました。最終審査会までの制作期間は、学校も修了していたので働きながら、友だちにも数ヶ月会わず、寝る間を惜しんで制作しました。大変でした。

 

 

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米田さんは、大学時代に日本文学を専攻されていたそうで、日本の伝統文化も積極的に学ばれていたそうです。デザインの道に進まれた今、その頃の知識が役に立つこともあるそうで、化粧品会社のM.A.C.とパリ・クチュール校の共同プロジェクトの課題では、『京都の舞妓』のイメージ、そして学校の最終審査会の課題では、エコロジーをテーマのひとつとし、着物の端切れを素材として使用されたそうです。

過去の点が、今の点、そして未来の点へとつながっていき、線になっていくのだと思います。

人生に無駄なことなんて、一つもないと思えます。 

米田さんはご自身を評して「頑固なんです」と笑っておられましたが、やわらかい表情からたまに垣間見られる瞳の強さから”芯の強い女性”という印象を受けました。

今後のご活躍が本当に楽しみです。

これからも協会職員一同、応援しております!!

 

 

 

 

 

パリ サンディカ校からのレポート

 第38回神戸ファッションコンテスト2011の受賞者、米田文子さんよりパリの留学レポート<最終回>が届きましたので、掲載いたします!!

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こんにちは。サンディカ校は全てのカリキュラムが終了し、バカンスシーズンに入りました。私もようやく落ち着いたので、最後のレポートをお送りしたいと思います。

学年末の制作課題は次のようなものでした。

-マーケティングのグループワーク

既存のブランドリサーチと新ブランド展開の提案を一冊のブックにまとめて提出。

 -アクセサリー

 鞄6個以上、靴15個以上、ベルト、革小物のデザインを一冊のブックにまとめ、鞄の模型と共に提出。

 -テキスタイル

 6つの柄作成、それぞれに大きさや配置などのバリエーションをつけ、服のデザイン画上でも展開し、一冊のブックにまとめる。ひとつの柄を60㎝四方の紙と布それぞれにプリントして提出。

 -デザイン

 各自設定したテーマに基づいて15体程度のデザイン展開。アイテムごとにハンガーイラストもしくはディティールの説明をつけ、一冊のブックにまとめて提出。

 -パターン

 デザインのブックで提案したものから3体を選んでトワル組み、縫製。うち1体以上は実物制作。パターンをつけて提出。

 これら全てを、他の授業もこなしながら約3週間で仕上げなければなりませんでした。学年末の制作に向けての授業は3月半ば辺りから始まってはいたのですが、先生方とのやりとりをする度に必ず大きな修正が入るため、結局こんなスケジュールになってしまい、どの生徒も四苦八苦していました。

 私は建築家のフンデルトヴァッサーをテーマに選び、制作を行ないました。写真はそのうちのひとつです。途中、なかなか納得が行かずにデザインを練り直したり、〆切直前にパターンから引き直したりして、さらに追われる羽目になりました。。それでもなんとか審査会を乗り切り、周りの反応や自分の気持ちを振り返ってみて、次へ繋げることの出来る制作になったのではと思っています。

 一年間、異文化の中で生活し、様々な国籍のクラスメートたちと一緒に勉強していく中で、自分の好み、強みや弱みを、以前よりも意識するようになりました。それらに気付かせてくれた今の環境に感謝するとともに、学校と言う場を離れても学び続けて行くつもりです。

 最後に、このようなチャンスを与えてくださった方々、いつも親身に指導してくださった先生、切磋琢磨し合える友達、支えてくれた家族、そして出会った全ての人たちに。

Merci encore.

 

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米田さんは今はもう帰国されているとのこと。パリでの1年を終えて、日本でほっとされている頃だと思います。

また、留学後のアンケートで、パリ留学全体を通しての米田さんのご経験、感想など、こちらでお伝えできればと思っております。

それにしてもヴァッサーをテーマにした作品、素敵です。。

 

パリ サンディカ校 からのレポート

パリサンディカ校に留学中の米田さんからレポートが届きました!
授業が始まると、やはり言葉の問題もありますし、相当集中されるようです。
課題への積極的な取り組みが良く分かります。
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授業が始まってから早いもので4ヶ月半が経ちました。ここまで本当にあっという間で、レポートもご無沙汰してしまい申し訳ありません。
今回はサンディカ校3年次のプログラムの一端でもお伝え出来ればと思っています。

授業は基本的には平日の9時から18時までです。デザイン、パターン、縫製の他、テキスタイルやアクセサリーデザイン、服飾史やマーケティングなどの座学もあります。それぞれの授業で課題が出されるので、それをこなすのに忙しい毎日です。
どの授業にも共通して、生徒の自主性が問われている印象を持ちました。自分で進めることも、助言を求めることも、基本的には各自の自由です。また、先生とのやりとりの中では、自分の意見を表現することが大切になってきます。やはり積極的であればある程、得るものも多いのではないでしょうか。

言葉に関しては、未だに苦労しています。ただ、物があるので制作に関するコミュニケーションは図れますし、課題の説明などで分からないことはその都度確認するようにしているので、今まで何とか乗り切れてきました。また、周りには日本人を含めアジア系の留学生も多く、言葉が通じないという気持ちが分かる分、お互いに助け合っています。

ここで少し、デザインの授業内容を紹介したいと思います。
先ず、新学期開始後3ヶ月間で、化粧品会社のM.A.C.とサンディカ校との共同プロジェクトが行なわれました。クリスマスに向けてのメイクアップの新ライン提案というお題が出され、それと関連した服のデザイン出しを、各自が設定したテーマ上で行ない、パターンを引いて縫製し、バッグやポーチなどの小物デザイン、化粧品のプロダクトデザインや店舗デザイン、さらには広告用のフォトシューティングまでが求められました。アクセサリー、プロダクト、店舗デザインを考えたのは初めてでしたが、別の視点から自分のテーマを眺めることが出来、それが服のデザインにも反映されたりと、今までと違う制作手順を辿ったことは新鮮な体験でした。
写真はその時の作品です。京都の舞妓さんからイメージを広げて制作したもので、肩と後ろにボリュームを持たせた下着の上に、コンビネゾンとニットのロングジャケットを重ねています。審査会のプレゼンで現役デザイナーの方にも興味を持っていただけたことが励みになりました。
M.A.C.プロジェクトが終わった後は、シャツの再構築の課題、そしてプチマヌカンを使ってパターンやディティールの研究を行う課題が出され、現在は6月の審査会へ向けての自由制作が始まっています。
あと残り4ヶ月、悔いの残らないよう、学生生活を堪能したいと思っています!

撮影スタッフ
model : Nathalie
make: Sayaka Otama
photo : Julien Viala

<留学生レポートfromパリ>

みなさんこんにちは!

今週は今までのアンケートでなく、
新鮮な留学生レポートが届きましたので、そちらをupします!
フランス サンディカ校での授業がもうすぐ始まる、米田さんからです。

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先日、思い立ってドイツに行って来ました。
というのも、カッセルという町で、5年に1度の現代アートの祭典、「ドクメンタ」が開かれていたからです。
パリからフランクフルトを経由して新幹線で約5時間、朝に発てばお昼過ぎには到着です。
ドイツへは初めて行きましたが、人も皆親切で、とても落ち着いた安全な国という印象でした。
ドクメンタ会場に着くと地図が置いてあり、どこに誰の作品があるか書かれています。
美術館やギャラリーだけでなく、駅や公園、博物館やプラネタリウム、店先など、
あらゆる場所に作品が点在していて、町行く人たちが皆その地図を片手に歩いている様子は微笑ましかったです。
絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーション、様々なジャンルの作品があり、
2日かけても全てを見ることは出来ませんでしたが、自分のペースで作品と対話しながら歩き回り、色んな刺激を貰って帰って来ました。
日常からポンと離れて自由な気持ちになれたり、新鮮な驚きがあったり。その瞬間の感覚を、大事に持ち続けたいと思います。
小さな子どもたちからおじいさんおばあさんまで、あらゆる人がアートに触れて心から楽しんでいる様を横目に、芝生に寝転がって昼寝して、穏やかな時間を過ごしたことも、見知らぬ人と交わした会話も、ちょっとしたハプニングまでも全てひっくるめて、いい旅になりました。

~写真上~
広大な公園を上から撮影したもので、この公園の中にもアート作品が点在していました。
~写真下~
マネキンの奥にあるのは全て木で出来た縫製工場です。

<おまけ話>
ちなみに帰りの新幹線が遅延して、パリ行きの電車への乗り換えが出来なくなり、ドイツの見知らぬ町にもう一泊する羽目になりました。宿泊代はドイツ鉄道持ち、バスタブ付き朝食付きの良いホテルで結局はラッキーだったのですが、英語が堪能でないのでちょっと焦りました。その分周りのドイツ人やフランス人に色々助けられたのが、かえって良い思い出です。

爽やかな日本の秋、懐かしいです。こちらは既に、朝は7℃くらいまで下がる日があったりします。それでは引き続き、準備に勤しみます!
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米田さんのサンディカ校は、もうすぐ本科スタートだそうです。
彼女はフランス留学ですが、陸続きのヨーロッパ大陸の利点を大いに活用されているようで、また、フランス国内でも、今週からパリファッションウィークが始まるので、色々行ってみたいとのこと、授業はもちろんのこと、それ以外でも沢山の国と文化を見て体験してきてほしいですね。
1年という短い期間ですが、この1年で得るものは計り知れないですね。

それでは!

パリ 2011.12

みなさまこんにちは。スタッフKです。
KFC2011最終審査会も無事終わり、ほっと一息、、、、という間もなく、受賞者の留学準備や来年のコンテストに向けてすでにスタートしています!
今日はKFC2010の受賞者、パリの伊藤さんからレポートが届きました!
海外にいるからこその意見だなと思いました。
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こんにちは。お久しぶりでございます。パリの伊藤です。
神戸ファッションコンテスト2011が終わりましたね。
まずはじめに、受賞者の方お目出度う御座います。
これから皆様が世界でご活躍されることを願っております。
さて、こちらの方は、サンディカの本科授業がが始まりました。
授業としては、発想のプロセスがとても良い勉強になっています。
発想に至るまでのプロセスというのは僕自身がとても重点的に行ってきたので、決して語学がままならぬとも補えるレベルまでに至りました。
ただし、僕が居るのはパリということで、やはり個人的に勉強している部分は非日本的観点です。全てにおいてどうしても日本と比較してしまう癖は否めないところです。
多くの表現者を生み出してきたこの国フランスでは、啓蒙主義の名残であろうか、やはり回帰的であると捉えることが出来ました。
だからこそ生まれる本質的で美しい物。
詰まる所、まさにフランス人の突出した文化からくるものではないかと思います。
日本人の場合、概ね論理的思考から判断していますが、フランスの場合それとは違う方面から汲み取って表現しているのではないか、と。
宗教の違いでこれほどまでに様々な文化が発達するパワーを感じています。
兎に角、色々な事を考えながら、様々な事を学んでいます。
現在は個人的にミニコレクションが出来るくらいの体数をステップバイステップで進めています。個人的な別の仕事と重なってしまい、実の所作業が少しだけ止まってしまいました。
前のレポートで気合い入って作品をレポートします!と見栄を張ってしまい、若干後悔しています。。。
この計画性の無さこそ今後の改善点ではないかと反省しております…笑
又、やはり日本人としての誇りを持っていなければいけないと言う軸も重要だと思います。
ファッションにおいてもですが、山本耀司や川久保玲、高田賢三らが築いてくださった日本人のフィールドを土足で汚すわけにはいけません。
神戸にも決して忘れる事の出来ないあの阪神大震災、そして東日本大震災。
海外に居る僕らはこれらを背負ってメッセージを発信しなければいけないです。
決して見て見ぬ振りをして笑って生きる事は到底出来ません。
日本人の力を見せつけてやろうと、一日一歩ずつ進んでいけるよう頑張りたいと思います。

パリ 2011.10 ②

おはようございます。スタッフKです。
連日のレポート更新です!
今日は、KFC2010エスモード特別賞受賞の水上祐貴さんから。
毎日課題に追われながらも、充実した日々を送っているようです!
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こんにちは。
水上祐貴です。数ヶ月ぶりのレポートを書きます。
ついに先月から学校の本科(クチュール科)が始ました。
まだ始まって一月ですが課題課題で怒濤の日々を送っています。
フランスの学生生活のイメージとはまったく違った忙しい日々を送っています。
今はコルッセットのデザインをしています。
日本ではまず学ばない事なので、とても刺激的で楽しいです。
またそれに平行してクチュールの基本技術を学んでいます。
クチュールだけあってほとんどの作業を手で行うので時間はかかりますが元々細かい作業が好きなので、土曜の昼間からちびちび19時間縫い続けたりしています。

また先日クラスでオートクチュールのアトリエ見学に行きました。
ディオールやジバンシーなどたくさんのブランドの刺繍を請け負っているアトリ
エなのですが、もう驚愕するほどの技術でした。
本当に人間の手でこんな物が作れるの!?って物がたくさんありました。
フランスでの本格的な授業が始まって思ったことは、日本とはすべての面で違う
という事です。
一番の違いは自分がクチュール科ということもありますが、日本ではプレタポル
テとして通用する服作りを学んできました。
ですがこちらで先生に常々言われるのは
「まとまり過ぎている。もっともっと大胆に。」
考えてみると、日本で服作りを学び始めた時に言われたのは
「大胆ですごくいいけど服じゃない。もっと服というものを意識して、生産性も考えないと。」
うん、そうなんです。自分でも気づいてなかったけどいい意味でも悪い意味でも
デザインを始めた時の自由な発想と思考を失っていたようです。
きっと発想を服に落とし込む力はデザインを始めたときよりはついていると思う
ので、以前のようにもっと自由に好き勝手やってもいいのかなっと思いました。
作文のようになってしまいましたが、フランスを一言で言うとやっぱり「自由」
です。
日本にいた時の概念を一度壊して改めて服作りをしていこうと思います。

そしてフランス語。やはり難しいです。
授業、クラスメイトとの会話もちろんすべてフランス語です。
最近は一様話せるけど聞き取れないと言うのが現状です。
でもとにかくクラスメイトがやさしいのでそこはなんとかやっています。
授業中ふと周りを見渡せばたくさんの国籍の人がいて、自分はたかがその中の一
人です。
同時に日本とはまったく違う環境にいる事を本当に幸せに思います。今の時間、
環境は今後自分が生きて行く中でとでも貴重で重要な時間だと思います。
これからもそれを胸にたくさん吸収してスクスク成長して行きたいと思います。
本当に作文みたいになりましたがレポートNo,2以上で終了です。

パリ 2011.10 ①

みなさまおはようございます。スタッフKです。
KFC2010受賞者、パリの伊藤さんからのレポートが届きました!!!
サンディカの本科スタート直前、パリでの暮らしも数ヶ月過ぎ、色んなことを吸収して成長中の姿が目に浮かびました。
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こんにちは。パリの伊藤裕也です。お久しぶりです。
スタージュさせて頂いている某ブランドのショーが終わり、
一旦落ち着いたのでレポートです。
とは言ってもまだショールーム真っ最中でまだまだ忙しい日々です。
パリに来てからすぐ始めたスタージュもかれこれ4ヶ月が過ぎました。
スタージュでは本当に良い経験をたくさんして頂き、勉強ばかり出来ています。一秒でも早く動きたくてうずうずしちゃいます。
パリという街が実のところあまり好きではないのですが、パリは、日本では体験できない出会いが毎日のようにあります。
特に今はパリコレ真っ最中で、様々な関係者とお話をする機会があります。
皆さんとても忙しそうなのですが、こんな僕にとても良い話をしてくれます。
そこで気付いたのが、各々で意見が違う事です。
当然ながらこれはとても有意義で、取捨選択をし行動するのは僕だという事に改めて気付かされました。
人生若干20数年しか生きていないひよっこですが、僕にとって人生の転機をくれた神戸ファッションコンテストには感謝しています。
さて、サンディカの授業がそろそろ始まります。
それまでスタージュでメキメキとパワーを貰いたいと思います。
かつて岡本太郎がピカソにカルチャーショックを覚え、バタイユに魅せられ、モースに学んだかの如く人との出会いがあり、感動しています。
間違いなく僕は日本にいる時より成長しています。
その分、様々な壁があり、とても怖いです。怖くて逃げそうです。
ただ負けず嫌いです。ひとまず深呼吸して臨戦態勢に望む心意気です。
強気な過信で失敗ばかりですが、それでも何とか生きています。
抽象的な内容で伝わりづらいかもしれないのですが、とにかくようやくパリの素晴らしさに出会いました。
では、学校が始まりましたら製作を人より何倍もしますので、次回はその作品と共にレポート出来ればと思います。

パリ 2011.06 ③

みなさまおはようございます。スタッフKです。
KFC2010伊藤くんからレポートが届きました!
パリの写真も一緒に届いたので、掲載させていただきます!!
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こんにちは。少し落ち着いたのでレポートを書きます。
とは言っても来仏直後からすでに多忙です。午前中は語学学校へ通い、午後からは某パリコレブランドで研修をさせて頂いています。
日本とは個人的なデザインを少しだけやっており、せっかくのパリコレシーズンなう!なのに焦りのみが先立ち、何も出来ず齷齪しております。
ただしドMの僕はこの充実感に浸り、大満足しています。なによりパリコレ一線での仕事には有意義な勉強になります。
日本と海外のファッションに関する大きな違いは服に対する価値観です。
文化というバックボーンの中で成長を遂げるファッションは、街並や人柄という身近なモノからもずっしりと伝わります。
これはどの国に行っても揺るがないものです。
その中で唯一日本でファッションについてとことん研究をしてきた僕がしなければいけない事は、パリを知る事です。
だからきっとまだパリにいても素直に楽しめていないのだろうと思います。
写真集やネットで見る世界なんて肩書きはうんざりしています。
世界中を見てみたいです。
便利な世の中、本質的な物事の存在が薄れ、何が良くて何が間違っているか、それを知りたいです。
もしかしたら間違いなんて何も無く、全てが正解なのかもしれないけれど、それすらまだ知らない人生は悔しくて仕方が無いです。
薄っぺらいモノが世の中溢れているのは正解なのでしょうか。ヒトが創り出すモノは多大なる自然に感謝出来る重みのあるモノでないといけないのではないだろうか、と。
神戸ファッションコンテストの募集が始まりましたね。僕はこのような悶々とした何かを感じてパリにいます。
世界を知るという事はとても有意義であるということをこのコンテストで感じる事が出来ればいいなと思います。
パリではJAPONAIDEというチャリティイベントをやっています。たくさんの思いが広い広い世界中で一つになっている2011年。涙が出ました。JAPON、FUKUSHIMA、TSUNAMI…je suis japonaisと言うと必ずフランス人に聞かれます。世界が日本のフィルターを通り、今一つになっています。世界というワードは日本人にとってあまりにも身近であることを決して忘れてはいけないと思います。

最初のレポートが少しカタくなってしまいましたが、以上で終わりです。

パリ 2011.06 ②

みなさまこんにちは。スタッフKです。
先日、ディナールに出品されたKFC2009島瀬君の作品の写真が届きました。
“before-after”みたいな感じで、とてもユニークな作品写真です!
どれがどのbeforeなのか、一度考えてみてください。笑。
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パリ 2011.06 ①

IMG_0612みなさま。
KFC2010の最終審査会では、急遽、「エスモードパリ特別賞」が発表されたことは、みなさまの記憶にも残っていることと思います。
この「エスモードパリ特別賞」受賞者の水上くんも、他のKFC2010特選受賞者と同じように、すでに出発し、エスモードパリに通っています。
水上さんも、現地の様子をみなさんに是非お伝えしたい!ということで、レポートを送っていただきました。
KFC2009の留学生と交流したり、と、みんな元気に過ごしているようです。
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lこんにちは。お久しぶりです。
レポート送りまーす!!
何をどう書けばいいのかわかりませんがこちらの近況を真面目に報告します!
神戸ファッションコンテスト2010 ESMOD Paris特別賞をいただき留学させていただいている水上祐貴です。
3月26日にこちらパリに到着してはや二ヶ月がすぎました。
こちらはやはり日本とはまったく違い、日々驚きの連続です。
一番の驚きはフランス語の授業がフランス語のみで行われることです。
ただそのおかげで日本でのフランス語の勉強とは比べ物にならないほど力になっ
ている気がします。
最近ようやくつたないですが、フランス語での会話ができるようになりました。
ようやく学校ににも慣れてきて先日先生へのプレゼンを経てついに専攻がヌーベ
ルクチュールトラディショナル学科に決定しました。
先生方もとても素晴らしい方なのでばんばん技術を吸収したいと思います!
そして先週の四連休でイタリアのミラノとベネツィアにいって来ました!
昨年受賞者の村椿さんとも会う事ができ、色々案内してもらいました。
感想はとにかくベネツィアがよかった!!です。
街並すべてが絵画のようなパラレルワールドのような、、、
見た事のない世界でした。
水の都とはよく言ったもので本当に街全体が水に浮いているような感じでした。
最近はというと本学期は9月からのスタートですが、少しずつデザインも初めて
います。デザインを学びに来ているのですが、取り急ぎフランス語の勉強が優先されそう
です、、、
フランス語ってさっぱり聞き取れないんです!
「もっとゆっくり話してください。」が口癖になっています。
とにかくフランス人の友達を作ってバンバン実戦で鍛えていきます。
第一回レポート終了です!
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パリ 2011.03

おはようございます。スタッフKです。
久しぶりの留学生レポート更新です。今回は、パリ(エスモード)の島瀬くんからです!!
卒業コレクションの制作、頑張ってください〜!
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パリです 島瀬です 元気です
大変お久しぶりです。
かなりご無沙汰してしまいました。久しぶりのレポートになります。
さて、こちらの生活も早くもおよそ一年になろうとしています。
いやー早い。早すぎます。
もうすぐ、次の受賞者もこちらに着きます。
色々ありましたが、なかなか濃い一年だったのではないかと思います。
生活にも慣れてきましたが、日常を当たり前だと決めつけないように
刺激を探しながら生活していきたいものです。
日本にいても一緒ですね。
こちらにいると、日本の日常は異常だとよく考えさせられます。
前はすべてが当たり前だったのです。
外から見る日本は実に魅力的です。
再解釈したように思います。
だからこそ、こちらでやっていきたいです。
恵まれた環境では、人間どうしてもそれが当たり前だと思ってしまいます。
手に入れたいものはすぐに手に入る。
逆にそれが無いところが、ここパリです。
あくまで日本と比べてですが、
物を作るにしても、生活するにしても、何かと不便です。
あれが、あったらな0、すぐできるんだけどな0、日本だったらな0
という感情が良く出てきます。でも、ないもんは仕方ないから
自分でどうするか考える。やってみる。
本来なら、一直線でいけるところですが、目的に向かって踏む段階が1つ2つ3つ4つ。。。。。と増えて来るんです。
そこが、僕は良いと思います。でも面倒くさいですよw
考える幅が少し増えるというか、紋切り型の考えが少しずつ解体されるというか。
1つの物には名前があって決まった用途がある。
それが、少し崩れる。違った見方を発見する機会が増える。
上手く言えませんが、日頃、目に入るありふれた物でも、角度を変えて見ようとする思考が生まれる。
自分で刺激を増やせる。
多分、次、日本に一旦帰った時は、以前より違った刺激がたくさんある事でしょう。
今,卒コレに向けて作業中です。
こちらのコンテストにも応募しましたが、今返事待ちです。とりあえず作業していきます。
あとかなり前になりますが、こちらでシューティングした写真もついでに載せておきます。
では、失礼します。
aaa
mmm

パリ 2010.10

こんにちは。スタッフKです。
今日は秋晴れですね。気持ち良いです。
パリコレも6日までで、今まさに真っ只中ですが、そのパリにいる相場さんからメールが届きました。ミラノ&南仏に行ってきたらしく、写真をいくつか送ってきてくれたので、ここにも掲載します!
ヨーロッパは陸続きでどこにでも行くことができる、というのも魅力の一つですね。
留学中に、日本では見ることができないたくさんの景色を目にして、それぞれの感性をもっともっと磨いていって欲しいなと思います。
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こんにちは。相場です。先日、南仏兼ミラノに行ってきました。
一日だけ休みもらえたのでカンヌ、ニース、モナコにぶらり途中下車の旅したんですけど、とにかく海がキレイでしたね! 沖縄とは違ったまさにパーフェクトブルー!
最終日に水着なかったんで来年出直そうと思ったんですけど、もう衝動的にデニムでダイヴしました!
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パリ 2010.08

おはようございます。事務局スタッフKです!
パリの島瀬さんからレポートが届いたのでUPします!!
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シマセです。パリです。ゲンキです。
およそ一ヶ月ぶりでしょうか。お久しぶりです。
前のレポートにて、報告していた
制作途中の作品が出来上がりました。
一応、載せておきます。ディティールが見えにくいですが、、、
バカンス中の自由な時間をちょいと使わして頂き完成に至りました。
形にはなりました。でも、まだまだですね。
強烈な何かが欲しい
カツーンと
もう1つ作りたくなりました。次はjupeですかね。
となると、旅行は断念。
今、パリにいる事も似たようなものですし。何か作ってる方が何より刺激があります。
旅行で色々見るのも必要!でも、作りたい!という思考がちょいと頭をかすめる。
そうなってくると、後者を選びます。
作りたい時作る。なにが出来るか分からんが、とりあえず手を動かしてみる。
考える、悩む、一時小さい死を迎える。
そんな繰り返し。
間に合うか分かりませんが、とりあえず形にだしていこうと思います。
先日、フォトグラファーの男性に出会い、
今までの作品を見せた所、気に入ってもらい
是非、シューティングをしたいという話しを頂きました。
いつになるか分かりませんが、それも終わり次第upしようと思います。
やはり、何かをしたいっという人は、敏感で、貪欲です。
こういう機会を、呼び込めるように行動して行きたいと思いますし、
パリは、そういった機会が潜んでいます。
動けば、ぶつかる、ひっかかる、そういう機会と。
そんな事を感じました。
まだ学校は始まっていませんが、やれる事はあります。
じゃあ、やりましょう。
要は、シンプル。やるだけ。
また一ヶ月後お会いしましょう。
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パリ 2010.07

KFC2009の島瀬敬章さん(エスモード・パリ)から、パリレポートが届きました!
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レポート2
パリです。島瀬です。元気です。
本日、4ヶ月に及ぶパリスプログラムが終了しました。
瞬く間に、月日が過ぎ去ったように思います。
実に様々な出来事、珍事があったように思います。
良い事、悪い事、楽しい事、楽しくない事、他全て自分に吸収されている事と思います。
いつまででも、居座ってやろう。ここパリに。
何か、ここで新しく生まれて、ここで育ちます。
何か、振動をガツンとここで起こしたい。振るわしたい。自分も含めて強烈に。
衝動に襲われたい。襲いたい。
あくまで『何か』、まだ頭の中は色々な方向に矢印が行き交ってぐるぐるです。
ここフランス、パリで。
という、意味の分からない意気込みは置いといて。
本日から、一ヶ月のバカンスに入ります。夏休みです。
フランスの方々は、浮き浮き、湧く湧く、といった感じが、顔の表情からバレバレです。w
私の予定はというと、まず、一週間のモデルの授業で制作中のパノプリを仕上げる事です。まだ、袖が着いていなく、途中です。
レポート1
立体だけで仕上げているので、これからパターンにおこし、始末を考えて、悩んで、頭がぐちゃぐちゃになるでしょう。
しかし、楽しい。分からない事が、次々と出てきます。
これから、老いるまでこの作業は続くでしょう。んーーやめられない。
仕上がり次第、ブログにアップしようと思います。
それぐらいしかネタがありませんので。w
あと、写真もアップします。
日常に潜む、偶然。そこに私は眼が奪われます。
パリには、いい瞬間によく遭遇出来ます。
そういった瞬間に出会った時に、過去と現在と未来を感じ取れます。
服にもそういった要素を取り入れて行きたいものです。
作業が終わり次第、オランダ某所に飛ぼうと思っています。
1週間ほど、滞在して、スケッチを書き殴ろうと思っています。
フランス語も忘れずに、日々勉強、イメージです。

パリ 2010.07

みなさまBonjour:) KFC事務局スタッフKです。
KFC2009受賞者の島瀬敬章さんからパリレポートが届いたのでUPします。
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お久しぶりです。
島瀬です。パリです。元気です。最近の近況報告も含め、レポートします。
先週、ファッションウィークがあり、『2011ss homme mihara yasuhiro』のフィッターをさして頂き、運良く、Ann Demeulemester Damir Doma のコレクションを見る事が出来ました。
DIORでは、お払い箱でした。ビックメゾンの厳しさを知る。
生で見る、ランウェイは非常に刺激的でありました。
パリに来ているという実感と、距離の近さを改めて感じました。
学校の方は、基本に戻ってモデリズムをしています。
最初は、もう分かっている事をもう一回?と、疑問を感じていましたが、マヌカンの構造、寸法が全く違う。
この事は、話しには聞いてはいたのですがここまで違うとは。
前身頃の方が寸法が長い。日本では逆。逆という所に驚き有り。
脇線の、形状を見ると。S字のカーブを描いています。これは、コルセットの名残でしょうか。16世紀からつい最近まで、腰を縛りつけられ、強制され、
胃下垂による、下っ腹の膨張。内臓が下に押しやられ、パニエしかり、ニュールックしかり、服によってヒップ、身体のラインを強調してきた西洋の服飾文化によりヒップ自体が役目をなくし、収縮してしまったんだろうとか思いつつトワールをつついていました。
それに比べ、アフリカ系の方のヒップは素晴らしいですね。
天然のパニエを生まれもっています。人体の歴史を肌で感じたように思います。
原型が違うとなると、話しは別。新しい事を発見しながらの授業に様変わりし、有意義に授業を受けています。
語学の方はというと、耳も慣れてきて、意思疎通も僅かながらこなせるようになってきています。仏の方に、道を聞かれるようになりました。仏の友達も何人か出来ました。
語学は、やはり重要ですね。自分の考えを伝える。この作業は服を作るにあたっても重要。感想や意見を聞かれて、言葉が見つからず、『Je ne peux pas expliquer.』では、、、悔しいですからね。パリから帰らなくてもいいやとも、思っているくらいなので時間とモチベーションがあれば何とかなるでしょう。
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最近、気になる事。
『洋服』>>>西洋から伝わった衣服。逆は和服。
最近は、『洋』服と言う人がすくなくなりました。
『服』もしくは『ファッション』と呼ばれています。和服は『和』服と未だに呼ばれています。
おそらく、明治維新以前は、逆だったでしょう。
和服を服と呼び、背広やワンピースなどを洋服と呼んでいたでしょう。
現代の生活において、服の『壁』がなくなってきているように思います。
時代、トレンドでしょうか。
全て『ファッション』という便利な言葉で片付けられているような気がします。
私の爺ちゃんはテーラーをしていました。店の名前は『しませ洋服店』
私は、そこに時代性を感じますし、その『洋』服という語に妙に興味を覚えます。
そこには、おそらく『壁』がある。
だから、店の名前をそうつけたに違いないし、そうするのが通常だった。
最近、ユニセックスという言葉が、巷に氾濫していますが。
これも、壁がなくなりつつあるのだと思います。
一戦で活躍しているデザイナー達は、多分。この『壁』男、女、を十分に把握し、理解し、プレゼンしていると思います。服自体の知識もかなり豊富です。そして、その服達は、トレンドとして世に送り出されます。
そこに、私は危機感を覚えます。
昔にはあった様々な『壁』を知らない現代の若者はどうなるのか?
男、女の境目がちぐはぐで、薄い。本当にトレンド、流行だけに流されている個性がありそうで個性がない若者で溢れています。
それが駄目だとか、嫌いだとかそういう事ではなくあくまで、自分の主観、勝手な考え、好みです。
現に、男性は精子が減り、体毛は薄くなり、威厳がなくなり。女性は、ハゲが多くなり、男性的な性格の女性が増えてきた。
社会だけでなく、その上に立つ人間自体もトレンドと一緒に動いています。
多分、その人たちには、仕立ての奇麗なタイユールやドレスなどは、限りなくシンプルに見えるのでしょう。
そのシンプルの中には、様々な要素と歴史、多大なる手仕事、労力が存在している事に気付けないと考えます。
同じ学校でも、ユニセックスをコンセプトとして掲げている人達がたくさんいますが。
果たして、20そこそこしか生きていない私達にそのような難しい要素をおいしく料理できるのか?
今の私には出来ません。
男、女の『壁』という大きな問題がその前に立ちはだかっているからです。
ここをクリアしない限り、それを言葉としては掲げられません。
ユニセックスという言葉は、響きは魅力的ですが、難解な言葉であるのです。
男女を混ぜはするが、『壁』を意識してコレクションする。
『ユニセックス』に焦点をあわせるのではなく、あくまで『男』『女』という真逆の性質を持ったものを意識し、混ぜる。解体し、構築する。そこには、ユニセックスがあるかわからない。
ただ単に、男性にスカートを履かしました!!
女性に奇麗な仕立てのスリーピースのタイユールを着せました!!
なんとなくユニセックス!!
という事はしたくない。
男女の微妙なバランスを研究していきたいと思います。
多分、将来。このじいちゃん、ばあちゃん。『何かわかんないけど、すげえかっこいい、かわいい、お洒落だ』って思わせる老人に電車で出会える機会がなくなるのではないか。と思っています。
服と一緒に背中に荷を背負っている分、見えない重み。感じる雰囲気。染み出る渋み。愛しさを覚えるかわいさ。
その人自身、まとっている服自身に時代錯誤を感じる。
そこには、かならず『壁』が存在する。
この先そういった、服にとって最も重要な要素がなくなるのではないか?
パリより
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